フォー・ユーのプレスリリースにありますように、先日お伝えしたうどん事業のすかいらーくへの譲渡契約が5月25日付けで締結され、6月30日をもってうどん事業から完全撤退することが決まりました。すかいらーくの子会社「すかいらーくアカデミー」(2004年3月に閉校した専門学校を組織替えするみたい)に譲渡されるのは直営店37店のうち16店で、21店は6月30日までに閉店となるそうです(北海道の製麺工場も閉鎖)。また、フランチャイズ店に関しては、アメリカのフランチャイズ「コスタメサ店」は、6月30日をもって契約を解消するとあるものの、リリース文を見る限り国内のフランチャイズ店13店についてはどうなるかよく分かりません。
国内における既存フランチャイズ契約に関する権利義務も併せて譲渡いたします。
とあるところを見ると、取りあえずそのまま引き継がれるんですかね(26日午後追記 日経の記事にはフランチャイズ店13店の過半も引き継ぐ
とあるので全部じゃないみたいです)。公式サイトの店舗一覧と照らし合わせてみると、7月からは以下のようになるようです。○が譲渡対象、×が閉店予定もしくは閉店済み、△がフランチャイズと思われるお店です。
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残った店舗の配置を見ると、札幌工場を残した方がいいような気もしますけど、やっぱり讃岐うどんのイメージがあるんで国分寺の方を残したんでしょうね。なお、平成16年6月期(中間期)の譲渡対象店舗16店の売上は、売上高6億3400万円、営業利益600万円の黒字、閉店対象店舗21店の業績は、売上高7億3000万円、営業利益1億6400万円の赤字だったそうで、それを3億円で譲渡ってことだそうです。セルフうどんは薄利多売ってのがよくわかりますけど、「すかいらーく」もそれなりの成算があってのことでしょうし、うまいこと立て直しを図ってもらえたらなと思います。
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