10日の日経にフォー・ユー、うどん事業子会社を東京移転 という記事が掲載されていました。はなまると別れて全国展開を進めたものの、特に夕刻の客足が悪く店舗当たりの平均売上高が計画を下回っているようで、2004年は首都圏に集中して出店し売上高の底上げを目指すそうです。フォー・ユーは上場してるのでIR情報が公開されているのでご参考に。先日100店を越えたはなまるうどんもいい話しかニュースでは聞きませんが実際はどうなんでしょう。それにしても「はなまるうどん 東京渋谷公園通り店」がオープンしてまだ1年なんですよね。「本物はあとからやってくる」 というコピーのもと東京に開店する東京麺通団はどういう方向へこのブームを持っていくのでしょうか?
11日の四国新聞に、3日に中国四国農政局から発表された(PDF)香川県の2003年度産の麦収穫量が紹介されていました。小麦は1100ha(325ha増)の作付けで4690tの生産(昨年比40.4%増)と大幅に伸びています。反収426キロ、作況指数107と聞いていた通り豊作だったようですね。100%さぬきの夢2000になるのは再来年からでしたっけ?でも、先日紹介した香川県のさぬきうどん情報によると、うどん全体の生産量も急増しているので、県産小麦の利用比率はさほど変わっていないかむしろ低下してるかもしれません。まあ数字のトリックですけどね。去年の例から考えると今月末から来月初めくらいから今年挽いた小麦で作ったうどんが食べられるようになるようです。
NHKニュースで伝えていましたが、香川県観光協会は「香川県から感謝キャンペーン」というものを首都圏の讃岐うどん店31軒で実施するそうです。チラシにスタンプを押すんだったかな、そうして応募すると10名に5万円分の牛肉が20人に2.5万円分のフルーツが当たるというもの。香川までの往復航空券の方が気が利いてる気もしますけけどね。いろいろするのはいいんですが、こういったキャンペーンの結果、香川にうどん食べに来た人の対応をうどん店の努力だけに任せているのはどうにかならないかなあと思います。
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