ブームが続いているのか終わりつつあるのか分かりませんが、ホットカプセルは全店制覇攻略本等のうどん関連事業を切り離し、別会社を設立して更に幅広く讃岐うどん情報を提供できる仕組みを作ることにしたそうです。『REPO』の創刊で香川県のタウン誌界の競争の激化が予想される中、最大のコンテンツであるうどん関係の質と量を維持し、かつ通常の取材活動へ注力するための方策だと思われます。その第一弾として、「ラーメン全国地図」のノウハウを活かして「デジタルさぬきうどん全店制覇攻略本」を2079円（税込）で販売するそうです。Windows XP/Me/98/95/2000/NT版, Macintosh版, WindowsCE版, Zaurus版があるので、たいていの環境では使えるはずです。通常版（税込み1600円）よりも若干高くなっていますけど、購入から1年間はインターネットを通じて最新データに更新されるそうですし、最新地図との連携もされるので、値段以上に便利だと思います。
この他、県内主要うどん店の臨時休業やうどんツアーバスの来訪情報、営業時間の変更等の最新情報をほぼリアルタイムで確認出来る公式サイトも開設されるそうです。道の駅なんかで交通情報と同時にこういったデータが確認できるシステムが出来ると一層便利になりますね。専用のカーナビソフトを開発し、その時々の混雑状況（行列が何人とか既に玉切れとか）や付近の駐車場の情報なども提供できるようすることも検討中とか。また、これらの情報を元にして県外からのバスツアーなどに時期、人数に応じて適切なうどん屋さんを紹介したり、実際にガイド役としてメンバーを派遣することも考えられているようです。県内のうどんに詳しい人とうまいこと連携できると、かなり面白いことが出来るんじゃないかと。
こういったうどん屋さんの最新データは、個人サイト等の非商用利用では無料で、商業利用の場合は相応の対価を支払えば誰でも利用できるようになるとのことなので、統一されたデータが提供されることで讃岐うどんを食べに行く人の不安を払拭することが出来ますし、またお店への取材等の負担を軽減することにもなるんじゃないかと思います。
饂飩巡礼88カ所がなくなってお嘆きの方へ新たなタイプのイベントの情報です。Macな方は覚えていらっしゃるかな？、数年前のMac World Expoに合わせて「名刺でちっす！」というイベントが行われましたが、今回はそれをアレンジしてもう少し参加しやすくしたものが企画されました。何をするかというと、行く先々のうどん屋さんでたまたま出会った参加者同士で名刺（もしくは千社札等それに類するもの）を交換してお互いの交流を深めようというもの。必要なものは名刺と声をかける勇気だけです。賞品をどうするのかなどの問題がありまだ未確定ですけれども、忘年会などの集まる機会を設け、名刺に番号を振っておいてその番号をもとに会場でビンゴをするという案も出されています。四国ではもともとお遍路さんがお接待のお礼や名刺がわりに納札を交換することがありますが、あのイメージですね。これまでの饂飩巡礼と異なり、お店には一切手間をかけないのもポイントです。名刺の数を競うのもいいし情報交換するもよし。オンラインだけの知り合いとオフラインでも出会うきっかけになればと思います。詳しいことは決まり次第お伝えいたします。特にルールってないので勝手に始めててもいいですよ（笑）。
来月11日にニューレオマワールドが再オープンするのに合わせて、各方面からの連絡バスが運行されることは以前お伝えしましたけど、 GWや夏休みなどの多客期には「琴平駅〜満濃池〜まんのう公園〜レオマワールド〜うどん街道〜琴電岡田駅」を巡回する「こんぴら回遊100円バス」の復活運行も予定されているそうです。同時に高松 or 坂出発で「綾南、綾歌、綾上、満濃、琴南、琴平、仲南、丸亀」のエリア内の電車、バスが乗り放題となるフリーきっぷも発売されるそうなので、中讃地区の移動はかなり便利になりますね。各市町のコニュニティバスは路線がややっこしいので希望者だけにでも詳細な時刻表をつけてもらえるといいんですが、どうでしょう。
本日は4月1日。
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